海外情報委員会 平成28年度 ドイツ視察
平成28年度の海外情報委員会 遠距離視察を報告いたします。
平成29年3月23日から3月30日にドイツ研修を実施しました。
今回の研修はドイツのミュンヘンからスイスのチューリッヒ、フランスのストラスブールを経由して再びドイツのシュトゥットガルトまでバスで移動するヨーロッパ横断の旅。ファスナーショウや自動車関連の工場を視察することで近代化されたドイツの物づくりに触れると同時にスイスやフランスとの国境付近の街を訪れることで日本とは違ったヨーロッパの歴史的な背景を学ぶことができました。
3月23日の朝 伊丹空港に集合し、羽田経由でミュンヘンに向け出発。
まず初日のミュンヘンではBMWの工場を訪れました。
市内にある工場には大規模な展示場が併設されておりとても華やかな雰囲気で最新のBMW車が展示されていました。
工場に入るに際してはカメラの持ち込みは絶対禁止で手荷物はすべてロッカーに預けるという徹底ぶりでした。
いざ工場に入ると車体の組み立てライン(プレス成型、溶接、塗装)に関してはロボットによる作業で工程は管理されてはいますが、作業に人が介在することはほとんどありませんでした。
2日目3日目は週末でもあり、移動を兼ねての観光となりました。
まずはミュンヘンから南に下りノイスヴァインスタイン城を訪ねました。
その日のうちにチューリッヒまで移動し翌日はチューリッヒから程近いバーゼルで行われている世界的に知られる腕時計の見本市であるバーゼルワールドを見学しました。
バーゼルを後にして次はフランスアルザス地方のコルマール、ストラスブールに向かいました。
4日目はストラスブールを後にしてシュトゥッツガルト郊外にある「Arnold Umformtechnik」という自動車用ねじのメーカーを訪問しました。
5日目の最終日は午前中にシュトゥッツガルトファスナーショウを見学し午後はメルセデスの工場見学でした。
今回の研修旅行も最後まで大きなトラブルもなく充実した内容で終えることが出来ました。
参加者の皆さんをはじめ、日本ねじ工業会、関西ねじ協同組合、JTB、工場見学先、その他ご協力いただいた皆様に改めてお礼申し上げます、ありがとうございました。
また、これからも海外情報委員会の活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。