大鋲協・関西ねじ共催 ねじ川柳コンテスト 審査結果発表
大阪鋲螺卸商協同組合・関西ねじ協同組合共催 ねじ川柳コンテストは、大鋲協12社332名、関西ねじ18社137名、合わせて382句の応募がありました。
多数のご応募ありがとうございました。
平成29年11月15日 関西ねじ協同組合会議室にて審査を双方の理事により行い、以下の方が受賞されました。
なお、理事長賞2名様につきましては、平成30年1月12日(金)大鋲協・関西ねじ合同新春互礼会で表彰いたします。
【大鋲協理事長賞】(大鋲協増谷理事長が関西ねじより選定)
日本鋲螺株式会社 社員家族 藤元 まりな
「ベビーチェア 成長示す ねじの跡」
*講評:ねじ自体ではなく、ねじが取り付けられていた跡を詠むことで、ねじが人の成長に深く根ざしていることを上手く表現された一句です。
【関西ねじ理事長賞】(関西ねじ中江理事長が大鋲協より選定)
サンコーインダストリー株式会社 嶋田 元
「落ちている ねじみてさがす もとの場所」
*講評:誰しもが、一度はドキッとしたことがある経験を上手く纏められています。
ねじ一本あるべき場所から外れてしまうと、事故が起こりうることを教えてくれる一句です。
【優秀賞3作】
紀州ファスナー工業株式会社(関西ねじ) 石井 瑶子
「ねじひとつ ゆるめばそれが 事故の元」
*講評:たかがねじ1本と思われがちですが、そのねじも大事な部品であることを気づかせてくれた1句です。
西精工株式会社(関西ねじ) 樫本 拓哉
「自社製の ねじを見つけて 頬ゆるむ」
*講評:普段、ねじは見えない場所についているため自社のねじが活躍しているところを目にすることがなく悶々としているメーカーの社員の気持ちがよく表現された1句です。
松本ナット工業株式会社(関西ねじ) 村野 文洋
「ねじしゃかい どちらがつよい おすとめす」
*講評:この句は「どちらが強い?」と問いかける形にはなっていますが、言外にはねじも人も女性(雌ねじ)が強い、その方が世の中の「安全」につながっているんだよと教えてくれる1句です。