組合歴史
日本ナット工業組合の歴史2
昭和54年理事長就任早々に台湾のねじメーカーとの交流の必要性 を考え、日台ねじメーカーの交流の門戸を開く。以後、毎年組合 員諸氏と共に台湾のナットメーカーを訪問し、交流を深める。 現在の日本・台湾・韓国・中国と四カ国のねじメーカーの交流の 場の基礎を築いたといえる。 そして、昭和61年度活路開拓ビジョン実現化事業を行う。昭和 62年活路開発事業を実現化する。NTTスーパーロボットタッパー が完成に至る。このロボットタッパーの完成が、作業性及びねじ 精度の向上をもたらし、タッピングマシン本来の機能までも充実 させ、タッピングマシンの大改革にもつながり、ナットメーカー にとっての大きな躍進の基となった。この事業の開発から完成に 至る過程において専門家委員及び業界側委員多数の協力を得て事 業の完成をみる。
平成8年度活路開拓ビジョン実現化事業を行う。平成9年2月に 活路開拓ビジョンを実現化させる。転造タップ対応下穴自動検査 装置内蔵型ロボットタッパーの開発、試作機の完成をみる。
平成12年10月に関西にあるねじ組合5団体を一つの団体にする 為に当組合も各組合員の意向に沿って行動することが理事会にて 承認される。平成14年10月1日設立予定の関西ねじ協同組合に 合流すべく、その準備を行う。
組合解散
代表清算人 | 柳原三郎 (ロックファスナー株式会社) |
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清算人 | 五枝實 (五枝精工株式会社)、 北井正次 (ケーエム精工株式会社)、 松宮成行 (株式会社朝日螺子製作所) |
平成14年5月31日をもって日本ナット工業組合を解散し、 関西ねじ協同組合に加入する。 | |
清算結了 | 平成14年9月末日をもって日本ナット工業組合は清算業務を結了 |
清算結了登記 | 平成14年10月3日登記、平成14月10月3日閉鎖、平成14年10月9日 |
大阪法務局から日本ナット工業組合の 清算結了及び閉鎖の承認を得る。 以上をもって28年に渡る組合活動の幕を閉じ、関西ねじ協同組合に参画し、新しい活動の場を得ることになる。