組合歴史
西部製線鋲螺工業協同組合の歴史 -現在-
当組合の事業活動は、①創立期における材料割当確保から、②基礎固め期におけるねじ類規格の制定、輸出検査体制への参画等を経て、③成長・発展期には(株)日本ねじ工業協会の一員として、近促法下でのねじ企業の生産合理化・輸出強化に資してきた。その後、④変動期に入ってからは石油ショック後不況、円高ショック、バブル景気、成不況とめまぐるしい景気変動の中で、活路開拓調査指導事業、ビジョン実現化事業や、日本ナットエ業組合との共同事業(事業転換対策事業)に取り組んできた。
また若手経営者の育成を目的とした青年部(水扇会)を発足させた。
しかしながら、ねじ産業の成熟化が指摘される中、当組合活動はマンネリ化、停滞状況を呈し、組合幹部並びに若手経営者を中心に危機感が高まった。
こうした時に当たり、当組合では平成7年度に組合活性化のための調査・提言を踏まえて、四つの委員会(情報・品質・福利厚生・コミュニケーション)を設置し、各委員会が競いあうように活発な活動を展開しつつある。
そして平成9年度に創立50周年を迎えた当組合は、10年3月28日、「創立50周年記念式典」を盛大に挙行するとともに、西部製線50年の歴史を綴った「五十年史」の発刊をみるに至った。
なお「西明り」とは「西から太陽が昇るとの発想の転換」の意とともに、当西部製線鋲螺工業協同組合の元気シンボルとしてコミュニケーション委員会発行「西部製線だより」 のタイトルともなっているものである。